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完璧なゴルフを見せた吉田藍子が逆転優勝を飾る!!

千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で、「2006LPGA新人戦加賀電子カップ」の最終日が行なわれた。トップと2打差の2オーバー、6位タイでスタートした吉田藍子が、5バーディノーボギーの「67」をマーク。スコアメイクに苦しむ上位陣を一気にかわし、通算3アンダーの「141」で優勝を飾った。

「パットが良く入ってくれた」という吉田は、出だしの1番でバーディを奪う幸先の良いスタートを切ると、5番パー5でもバーディ。前半を「34」とスコアを伸ばして後半を迎える。10番でもバーディを奪うと、続く13番、17番でもバーディを奪取。結果的に5バーディノーボギー、自己ベストとなる「67」をマークし、2位に4打差をつけての逆転優勝。優勝賞金108万円と、来季の開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の出場権を獲得した。

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来季のレギュラーツアー出場権をかけたファイナルQTは73位に沈み、失意の中で臨んだ新人戦。表彰式後は「ホールアウトして自分がトップと知った時は、“やった!”という気持ちでした」と、持ち前の明るい笑顔を取り戻していた。「来年レギュラーツアーには殆ど出られないので、開幕戦に出られるのはすごく嬉しいです。来年はステップアップでもなんでも、与えられたチャンスを生かしていきたいですね」と、自信に満ちた表情で来季の抱負を語っていた。

一方、2位に1打差のトップタイでスタートした有村智恵は、3バーディ、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフを展開。この日「73」、トータル1オーバーの「145」で2位に終わった。「微妙な結果に終わって悔しいですね」と無念の表情を浮かべていたが、ファイナルQTで3位に入っている有村には、来季のレギュラーシーズンのほぼ全試合に出場できる権利を持っている。「この悔しさは、レギュラーシーズンで勝って晴らします!」と、来シーズンでのリベンジを誓っていた。

そのほか、初日トップタイだった宅島美香は4位、笠りつ子は6位タイで競技を終えている。

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