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「軸を崩してしまった」吉田優利が“あのルーティン”をやめた理由

◇国内女子◇ニチレイレディス 事前(15日)◇袖ヶ浦CC新袖コース(千葉)◇6621yd(パー72)

最近、吉田優利がひとつのルーティンをやめたことに気付いたゴルフファンは多いかもしれない。

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アドレスに入る際、右手を左肩に当てる特徴的な仕草。元々は右肩が下がらないように始めたものだったが、その癖が直ったあとも「理由もなく」続けていたという。「ただ触っているような感じでやっていた。しても、しなくても(同じ)という感じだったけど…」

長く続けていたルーティンに違和感を覚え始めたのは、ことしの春先だった。「体の向きが真正面を向いている感じがしなくなってしまった。この動きがアドレスでの“軸感”を崩していると思ったので、すぐにやめた」。目標に対して真っ直ぐ構えることも兼ねた動作のせいで逆に体が開くようになってしまい、感覚にズレが生じ始めたという。

4月に高校生時代のシンプルなルーティンに戻したことで、アライメントの感覚を取り戻せた。取り組みが正しかったことは、5月の「ワールドレディスサロンパスカップ」で初のメジャータイトルをつかんだ結果が証明している。

今週は地元・千葉県での一戦だが、遠征中と同じ感覚を保つために自宅から通わずにあえてホテルを選択している。「(家から)遠いということもあるけど、千葉の試合でも基本は家に帰ることはない。試合勘が抜けないように」と万全の準備で臨む。

ルーティンを戻したショットも上り調子だ。「ミスの振り幅もだいぶ減ってきたと思うし、自分が持っていきたいトップの位置に持っていける回数も多くなった」。2021年大会は5位、前年は16位とコースとの相性も悪くはない。

コース攻略の鍵にはパッティングを挙げる。「悪い感じはないので、スピードとラインを合わせていけたらスコアは良くなると思う」と今季2勝目を見据えた。(千葉市若葉区/内山孝志朗)

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