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18ホールで終戦…成田美寿々は1打差でセカンドカットに泣く

◇国内女子◇リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日(4日)◇朝霧ジャンボリーGC(静岡県)◇6687yd(パー72)

「久しぶりに出たのに1ラウンドしかできなかった。詰めが甘かった」。昨秋に無期限休養を宣言し、約8カ月ぶりにツアー出場した成田美寿々。悪天候続きで27ホールに短縮された最初の予選18ホールを1アンダー34位で通過したものの、プレー人数を絞る「セカンドカット」にかかり、9ホールの最終ラウンドに進めなかった。

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1アンダーで迎えた最終18番パー5。フェアウェイからピンまで80ydの3打目を前に、成田は番手に迷っていた。「56度のウェッジと60度のピッタリ間の距離。奥が怖いと思いながら、56度だと決意を持って打ったけど、ゆるんで手前の段だった。奥にいってボギーなら技術不足ですが、ビビった」。8mのバーディパットは外れてパーにとどまった。

この日は、前日に順延となった第1ラウンドの残りイン9ホールをプレー。12番パー5でバーディを奪ったが、17番パー3で1.5mを外してボギーをたたいた。

最終ラウンドに進める2アンダー(26位タイまで)に1打届かず、「とりあえず予選は通りたかった。目標は達成した。でも、もうハーフでも良いから皆様の前でゴルフをしたかった」と無念の表情。リシャール・ミル契約のホステスプロとしても悔しい結果に終わった。

昨年10月「富士通レディース」で予選落ちして以来の出場。「久しぶりに出てすごく楽しかった。この場所に戻ってきたいと思った」。今後のスケジュールは未定ながら、再びのツアー参戦に意欲を示した。

「パッティングが一番良い状態で入ってきたと思ったら、蓋を開けてみるとショットが良くてパターがダメだった。結局は今までのゴルフスタイル。バーディチャンスにつけていっぱい外した」

勝利に向けるモチベーションを取り戻すために決めた無期限の休養。久しぶりに味わった悔しさを受け止め、ツアー13勝の30歳は復活への道を模索し続ける。(静岡県富士宮市/玉木充)

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