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「何をしてでも1位」 初の最終日最終組リ・ハナの名前に込められた思い

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 3日目(6日)◇茨城GC西コース◇6780yd(パー72)◇晴れ(観衆7164人)

韓国のリ・ハナが2オーバーの単独2位で最終日に臨む。スタート前はトップを走る吉田優利に4打の差があったが、強風に耐えながら3バーディ、5ボギーの「74」で回って2打に縮めた。

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8番(パー3)からの連続バーディで一時は首位に立ったが、風が強まった後半にティショットがフェアウェイに収まらず、ボギーが出始めた。

「ドライバーショットがラフに入ったりして。セカンドが狙いにくくなりました」。2021年のプロテストに合格して日本ツアーに臨む21歳は通訳を介さず流ちょうな日本語で話す。男子プロゴルファーの尾崎将司に師事しており、今年も隙を見つけては師匠の元に通っているという。「毎週試合なので予選落ちをしないとなかなか時間がないけど、先々週の月曜日(4月17日)に行ってきました」。スイングのタイミングの助言を受けた。

最終日最終組は3勝を挙げた下部ツアーで経験しているが、レギュラーツアーや国内メジャーでは初めてとなる。今季は前半戦の出場権しかなく、優勝してフルシーズンの職場を得るのが目標だ。

韓国語の「ハナ」は「1」を意味し、「何をしても1位になれるように」という思いが込められている。「ギャラリーもたくさん来てくれている。その中で楽しんでプレーをしていきたいと思います」。がむしゃらに大金星を手繰り寄せる。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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