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ペブルビーチでの「全米女子オープン」に川崎春花が出場 稲見萌寧の決断は?

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(2日)◇茨城GC西コース◇6780yd(パー72)

最年少Vを飾った昨年の「日本女子プロゴルフ選手権」を含むツアー2勝の川崎春花が、7月「全米女子オープンpresented by プロメディカ」に出場する意向を示した。5月1日付の世界ランキングで54位に入り、出場権を獲得(3日時点の上位75位)。「幼いころからの一つの夢。去年もテレビで見ていた。出られると決まったら、“出る”の一択でした」と話した。

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ことしの舞台は男子メジャー「全米オープン」の歴史も紡いできたペブルビーチGL(カリフォルニア州)。コースに行ったこともなければ「見たこともない」と印象は薄いが、父からの情報だけでも心は高鳴る。「すごい楽しみです」と目を輝かせた。

うれしいニュースを受け取った昨日は20歳の誕生日。「常識あって、物事を考えられる、ちゃんとした大人になりたい」と背筋を伸ばした。1年前の本大会は初日から「76」、「79」と11オーバーの予選落ちで「手も足も出なかった」だけに成長した姿を見せたい。

大舞台への出場を即決した川崎とは打って変わって、世界ランク46位の稲見萌寧は「未定です」と慎重な姿勢を見せる。4月「KKT杯バンテリンレディス」で新型コロナの陽性反応が出て、直近3試合は予選落ちが続いている。

コース入りした開幕2日前はイン9ホールをプレー。22年大会と比べて「何ホールか距離が長くなっていて、『ここが伸びるのかー、結構厳しいな』というのはありますね」。シーズン中にスイングを大改造しているだけに「時間が足りない」というショット調整が気がかりなところだ。

スイングづくりに集中する一方で、好結果を出したい気持ちも当たり前にある。「正直、いまやっていることだけでキツイなと思うけど、試合の中でやっていかないと成長できない。いまはやれる範囲を全力でやっていきたい」と力を込めた。22年大会で3位、21年大会は2位とトップ3入り。好印象を持つ大会で復調を目指す。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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