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“超地元”で初優勝なるか 山内日菜子は1打差2位

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(25日)◇UMKCC(宮崎)◇6565yd(パー72)

首位タイで並んで出た地元・宮崎市出身の山内日菜子が通算8アンダーまでスコアを伸ばし、首位の川崎春花と1打差の好位置で最終日に臨む。

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「スタート前までは緊張していたけど、スタートしたらやるしかないので、意外と緊張しなかった」と振り返るこの日は、ともにツアー優勝経験者の川崎春花藤田さいきとともに最終組でのラウンド。スタートの1番(パー5)を“おはようバーディ”とすると、5番でもスコアを伸ばした。

ハーフターン直後の10番(パー5)でも確実にスコアを伸ばし、「思い切ってピンを狙った。練習通り」と振り返る14番では155ydの2打目を7Iで1mにつけてバーディを奪った。

4バーディ、1ボギーの「69」というスコアの自己採点は「80点」。18ホールをじっくりと思い返すように「体が動かなくなって打てなくなるのが一番悔しいことなので、まずは楽しむことを考えた。先にバーディが来てくれたので不安なくプレーできた」と語り、充実感をにじませた。

今週の会場は実家から車で20分の距離という“超地元”。「周りを見ると知っている顔がたくさんいるので心強い」と多くの声援を力に変えた。ラウンド中は「リラックスできるかも」と、バナナやおにぎりを積極的に食べて栄養を補給。自分のリズムを崩さずに18ホールを戦い抜いた。

プロ8年目の26歳。初めて経験する最終日最終組は、「楽しんだ結果として優勝がついてきてくれたら」。地元ギャラリーを沸かせる一日となるか。(宮崎市/内山孝志朗)

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