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「優勝争いできる根拠のない自信」 河本結は地元大会でシード復帰へ

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(15日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)

愛媛県松山市出身の河本結が実家から車で30分の地元大会に向けて、「心技体が揃っている感じ。地元なので落ち着いている、ワクワクする感じ」と話した。

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今季は35試合に出場し、予選落ちは13試合。10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」はトップに並んで出た最終日に伸ばし切れず2位だった。メルセデスランキングは52位。次週の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎CC)は出場選手が優勝者らに限定されるため、来季シード(同50位以内)をかけたラストマッチとなる。「最後なのでシードを取るためにも落とせない」と気合を込めた。

優勝を争った「マスターズGC-」後は2試合連続で予選落ちしており、復調に向けて13日にはコーチとともにパットの修正に取り組んだ。「アドレスやボールポジションなどセットアップがずれていた。向きもバラバラ。振りも一定じゃなかった」。この日はインコースで調整し、コースチェック後は練習場でグリーンの感触を確かめた。

2019年のルーキーイヤーに賞金ランキング6位。20年から米ツアーに主戦場を移したが、21年5月から国内ツアーに復帰した。昨季、シードを喪失し、理想と現実のギャップに苦しみながら今季も戦ってきた。

「この大会で優勝争いできる根拠のない自信がある。そう思える自分にうれしく思う。地元のギャラリーを感動させたいなとワクワクしている。結果どうあれ、受け入れる準備ができている」と静かに闘志を燃やした。(愛媛県松山市/玉木充)

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