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「もう、全部うまい」 渋野日向子は若手2人に脱帽

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(28日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72)

2019年の全英女子優勝から一挙手一投足が注目されてきた渋野日向子にとっても、5カ月ぶりの国内ツアーで体感した大ギャラリーは強烈だった。

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「1番ホールの3打目地点から後ろを振り返ったときのギャラリーさんの行列がすごすぎてビックリした。ちょっと緊張感がありすぎて…でも、その中で楽しんでできた感じはあります」。笑顔でファンの後押しに感謝したが、プレーは不完全燃焼だった。

1.5mのチャンスにつけた1番(パー5)、わずかにスライスしたボールがカップ右に蹴られた。「スタートホールで入らなかったのが、今日の1日を物語っているのかな」。後半、唯一のバーディを奪った直後の14番で3パットボギーを喫するなど「タッチが合っていなかった」と分析する。

タイミングよく振れている1Wとは裏腹に、上昇傾向を感じていたアイアンショットがいまひとつ。距離感を合わせられず、狙い通りのラインにつけられる場面も減ったとあって「自分が思っていた、やりたいプレーとは反対のゴルフだった」と言った。

6アンダーの川崎春花(19歳)、3アンダーの山下美夢有(21歳)と上位で滑り出した同組2人の若手に敬意すらにじませる。「私が(同組3人で)一番年上(23歳)。そういう年になったんだなって」と笑わせながら、「2人とも強気のプレーだけど、(基本は)すごく安全に手前から。奥に行ったとしても、1yd以内。縦距離の合わせ方がすごくうまい。外しちゃいけないところに外す回数が少ないし、グリーン周りのアプローチもすごく上手。うん、もう、全部うまいです。勉強になりました」。自分のプレーを振り返るとき以上によどみなく言葉を並べた。

ディフェンディングチャンピオンとしての一戦は「74」で2オーバー61位スタート。50位タイまでの予選通過圏外から2日目に臨む。「今年は(初日に)“キワキワ”の順位で(巻き返せずに)予選を落ちてしまうことが多かった。慎重に行きつつ、まくるために攻めなければいけない位置。そのメリハリだったり、いい内容のゴルフができるように。ギリギリでもいいから、予選を通過したい」と練習場で必死に調整した。(埼玉県飯能市/亀山泰宏)

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2022年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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