富士通レディース スコア
2022年 富士通レディース
期間:10/14〜10/16 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
「神様が入れさせてくれた」 古江彩佳がイーグル2発
◇国内女子◇富士通レディース 2日目(15日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689yd(パー72)
ホステスプロの古江彩佳が2イーグル4バーディ、1ボギーの「65」で回り、後続に3打差の通算13アンダーで単独首位に浮上した。前半9ホールで2イーグルを記録。場内を盛り上げたスーパーショットに右手を上げて喜んだ。
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542ydあるパー5の1番、サードショットの残りは97yd。54度で打った球は距離も、転がりも狙った通りに飛んでいき、カップに沈んだ。それでも「逆に気を引き締めないといけない」と警戒心を高め、4番(パー3)、5番の連続バーディにつなげた。
迎えた7番(522yd/パー5)では残り63ydを58度で入れてのイーグル。低弾道で飛ばした球はグリーンに着弾すると2バウンドし、スピンがきいて減速しながら消えていった。国内ツアーで1ラウンド中に2イーグルを奪ったのは今回で3度目となる。「狙って入るものじゃない。そこは神様が入れさせてくれているのかな」と謙虚に振り返った。
「もともと上げられるタイプではない」としたうえで、低弾道でアプローチショットを打ったのは「ランも使えたので上げる意識をしなくていいかって。ライもちょっとダウンヒルだったので低く出るかなという感じも。キャリーの計算しながら」と観客をうならせた。
今季から主戦場を米ツアーに移し、成長した実感もある。「30yd~50ydのフルスイングではない距離が得意ではなかったけど、海外に行って、日本よりその距離が必要になると分かってから練習し始めた。今のところ身に付き始めたかな」。16番(パー5)で3パットボギーも、それ以外でスコアを落としてはいない。
大会3勝目がかかる最終日に向け、「変わらずに自分のプレーに集中して、しっかりアンダーで攻めるプレーが最後までできたらいい」と連覇へ気合を入れた。(千葉市緑区/石井操)