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「飛ばし屋が有利、じゃない」木村彩子がロースコア合戦で首位浮上

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目(30日)◇紫CCすみれコース (千葉)◇6839yd(パー72)

総距離6839ydでツアー史上最長のコースを舞台とする今大会で、予選ラウンドを終えて今季のドライビングディスタンス89位(平均227.27yd)の木村彩子が単独首位に立った。初日は2アンダー4位で滑り出し、第2ラウンドを2バーディ、2ボギーの「72」でプレー。今季2勝目、初めてのメジャーVへ好位置につけた。

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午前組で出た2日目は前半13番と後半2番をボギーにしたが、4番のパー5は残り8ydの4打目を58度でチップインさせてバーディ。6番(パー3)は8アイアンで1mにつけてスコアをイーブンに戻した。

スコアを落とさなかった大きな要因は、ツアーの中でも上位に入るショットの正確性の高さを挙げる。「きょうは1回もフェアウェイを外してないです」。2日間の平均フェアウェイキープ率は86%(24/28)。「セカンド地点によっては(うねりで)転がっていってしまうこともある」とアイアンだけではなく、ティショットから縦距離を意識してプレーした。

「最近のツアーはハイスコアのセッティング。私的には絶好調の調子じゃないと(優勝は)難しい。こういう(難しい)セッティングだと頭を使っていけるので割と好き。飛ばし屋が有利、じゃないので」

予選ラウンドを終えてアンダーパーをキープしているのは木村のほか、初日首位の森田遥菅沼菜々とわずか3人。菅沼のドライビングディスタンスも全体45位の238.12ydで、森田は同44位の238.41ydだ。

木村は今年6月「アース・モンダミンカップ」で念願の初優勝を果たした。残り9試合となるなか、「最低もう1勝はしたくて。できるだけ勢いのあるうちに勝ちたい。チャンスをつかみたい」と虎視眈々と2勝目を狙う。それが、日本最高峰を謳う公式戦となれば「名誉ある試合。メジャーチャンピオンと言う名前もカッコいい」。優勝すれば手に入る3年の複数年シードにも目を光らせた。(千葉県野田市/石井操)

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