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15位で予選通過も後半に悔い 馬場咲希「強いプロと回れる上位に」

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目(30日)◇紫CCすみれコース(千葉)◇6839yd(パー72)

アマチュアの馬場咲希(代々木高2年)は2バーディ、3ボギーの「73」で回り、通算2オーバー15位で予選通過を果たした。大会2日目は午前7時30分からインコースからのスタート。午前4時起床したという馬場は「きょうは足が震えることはなかった。きのうと同じくらい楽しめました」と話した。

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前半はバーティチャンスも作りながらもパープレーが続く流れだった。18番(パー5)で63ydを残したサードショットをピン奥2m弱につけ、バーディを先行。右拳を握って「うれしい」と感情をあらわにした。

後半4番(パー5)で101ydを50度でワンピンに寄せて2つ目のバーディを奪取し、この日のスコアは3アンダーに。5番のグリーン奥にあるリーダーボードを見て、上位陣の中に自分の名前があるのを知った。2打目でグリーン奥にこぼした3打目を寄せられずに3オン2パットのボギーをたたき、そこから「ガタガタ」になっていった。

7番パー5はティショットで足を滑らせ、ボールは大きく左へ曲がり木を直撃。PWで打った3打目だったが今度は右サイドの木に当たり、「想定外」なボギーとした。続く8番で1m弱のパーパットがカップに蹴られると、3秒ほど天を仰いだ。「ドライバーショットはラフにあまり入らなく、安定していた。予選2日間とも後半に崩れて悔しいです」

開幕前に掲げた目標をクリアして決勝ラウンドに駒を進めることはできた。目指す先はローアマチュアではあるが、そこには意識を向けず「上位に入れれば強いプロたちと回れる。きょうの順位よりも上にしたい」。集中力不足でスコアを落とした後半を課題に据え、優勝争いに向けて熱が高まっていく決勝ラウンドに臨む。(千葉県野田市/石井操)

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