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“ひらめき”でシャフト変更 3位発進の金田久美子「いいイメージで回れた」

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日(16日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)

「自分でひらめいた。右ばっかり行ってるな、じゃあ、つかまるシャフトを入れてみようかな、と」。開幕前日、金田久美子は自身の“ひらめき”から1Wのシャフトを替えることを決断し、これが見事に成功。「先週までは曲がりまくっていたんですけど、きょうはそんなに曲がらなかった」とティショットの手応えをつかんだ。

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「私は引っかけのミスが多いのに、先週は全部右にすっぽ抜けた。ここは右にOBが多いので、つかまるシャフトに替えたら右に行くこともなく、なんとなく良かった」。グラファイトデザイン社の新しいシャフトを手にした金田の初日のフェアウェイキープ率は全体12位の「64.28%」(9/14)を記録。正確なティショットを武器にボギーなしの5バーディ「67」で回り、5アンダー3位の好位置で滑り出した。

「このコースは結構狭い。最近、ドライバーが好きじゃなくて、ホント嫌だなあと思っていたけど、それなりにフェアウェイにボールを置けて、曲がってもちょっとのラフとかなので、だからボギーもなかったかなと」とノーボギーのラウンドに納得の表情を見せた。

今週は、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)入会10年以上の中で最上位に入った選手に賞金50万円が贈られる特別賞「Vitalityスイート10賞」が設けられている。入会11年目の金田は「絶対に狙いたいです。ドラコン賞とか届かないので、すごくうれしい。ベテランの人たちを応援してくれている感じがしてうれしかった」と笑みがこぼれる。

「初日をいいイメージで回れたので、あしたもこの感じで回れたら」。地元・愛知県出身の33歳“ベテラン”が狙うのは、2011年「フジサンケイレディスクラシック」以来のツアー2勝目だ。(愛知県美浜町/内山孝志朗)

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2022年 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック



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