開幕前日のプロアマ戦では和やかな雰囲気に

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 事前(1日)◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ（千葉）◇6465yd（パー72）

前週「ニトリレディス」の最終日を首位で迎えながら、勝利を逃した原英莉花は気持ちを入れ替えて今大会に臨む。今季初勝利がかかっていただけに前週のプレー後は涙を流すなど「へこむ部分もあった」と落ち込んでいたが、週が明けた今大会のプロアマ戦では笑顔でプレー。「やっぱり今季の残りの試合で優勝したいという気持ちは強いので、また前を向いて練習してという感じですね」と話した。

＜＜　下に続く　＞＞

沈んだ気持ちを入れ替えるために、月曜日(8月29日)はトレーニングに打ち込んだ。「いつもだったら(決められた)メニューをこなす、という感じだけど、ある意味やけくそじゃないけど、ひとりでジムに行ってガンガンに走ったり、ボケーっとしたり」。数時間、体を動かし、夕方からは「友達とディズニーにでも行く？って舞浜まで行ったけど、雨降って帰りました」と、“電車旅”も気分転換になった。

グリーンの傾斜を入念に確認した

また、原は同日にインスタグラムでファンに向けて感謝の言葉と、「伸び代を伸び代で終わらせないように」と投稿。腰痛を抱えるようになって、周囲から「伸び代だね」と言われることが増えたそう。「伸び代って、何にも変わらなかったらただの伸び代。それだけなら残念な人なので、そこを結果につなげられるようにしたい」と抱えていた思いを打ち明けた。

「やっぱり初日とかはピンを攻めていくのが楽しかったけど、最終日は気持ちの面でなかなか楽しめていなかった。どんな時でも前向きに楽しくゴルフができたら」と反省。今週は「責任あるインパクト」をキーワードにプレーをする。「迷うことがほとんどで、どっちつかずで、迷ったりすると緩んだりトップしたりする。決めたことに自信を持って」と決意を固めた。(千葉県市原市／石井操)