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“まくり”の青木瀬令奈が「全英女子」で学んだ2つのこと

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前情報(8日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6527yd(パー72)

前年大会で最終日に4打差を逆転してツアー2勝目を飾ったディフェンディングチャンピオンの青木瀬令奈が、開幕前日の会見に臨んだ。

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今季ここまで14戦でトップ10入りが5度と好調を維持しているが、ここ最近のゴルフの調子について「正直あまり良くないけど、なんとかスコアにまとめられている傾向にあるので、試合に入ったら日に日に良くなっていくんじゃないかな」と話した。

前週の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」では、39位で迎えた最終日に「66」をマークして9位にジャンプアップして終えた。今季は最終日に順位を伸ばして終えることが多く、一部には「“まくり”の青木」というニックネームをつけられたとか。

昨年優勝した出場権で挑んだ海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」(スコットランド・カーヌスティGL)での2つの学びが、今季の好調につながっているという。

1つ目は「不変」。「日本の選手はスイングなどが変わっていくことが良くないと考えてしまいがちだけど、海外の選手は良い意味でクセのあるスイングをしていて、そのクセを良さとしてとらえているのが印象的だった。なので、このオフは“不変”をテーマにスイングをあまり変えずに、細かいところを詰めていくことができた」

2つ目は「ゴルフの真髄」。これまではティショットをドライバーで打って、2打目でユーティリティを持ってもグリーンに届かないホールも多く、自身の飛距離やコースセッティングに不満を持っていた部分もあったというが、「この位置から最少の打数であがれるように最善を尽くすのがゴルフだという、当たり前のことを気づかせてくれた」。予選落ちには終わったが、ゴルフ発祥の地スコットランドでの“学び”が、大きな支えとなっている。

初めて前年覇者として臨んだ2018年「ヨネックスレディス」の初日は、ずっと緊張が解けなかったと言いつつも7位で滑り出した。

人生で2度目の前年覇者として、連覇をかけて臨む今大会は「(前回の)もうちょっとこうしたら良かったなという部分を生かしたい。去年の全英は最高に楽しかったけど最高に悔しかったので、また勝って全英に行きたい」。“まくりの青木”が、初日からスタートダッシュを狙う。(神戸市北区/内山孝志朗)

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2022年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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