ツアー2勝目へ単独首位

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目（19日）◇鹿児島高牧CC (鹿児島)◇6419yd（パー72）

堀琴音が第2ラウンドを5バーディ、1ボギーの「68」で回り、単独首位に浮上した。この日は日没順延で残されていた第1ラウンド15番からの4ホールも加えて計22ホールをプレーした。

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「どういう状況でもきょうみたいなショットが打てればいいなと思います。追い上げる気持ちで精いっぱい頑張れればいい」

再開直後の15番では110ydからPWで3mにつけてバーディ、続く16番（パー5）でもスコアを伸ばした。「いつもと違うコンディション、ルーティンだし、少し苦手意識がある。バーディを獲れたのは大きかった」と振り返った。

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ベテランキャディと優勝を分かち合いたい

前週に続いて大溝雅教キャディとタッグを組む。小平智の米男子ツアー初優勝をアシストした50過ぎのベテランで「オヤジギャグも出る。ジェネレーションギャップでわかんないし、それも面白い。気持ちが楽になる」と26歳の堀の気も和らぐ。

この日は最大瞬間風速13.4m/sを記録した。「こんなに風が吹いたら（風向き）わかんないでしょと言われた。『そうだな』とそこで落ち着かせてくれる」。フェアウェイキープ率86％（12／14）、パーオン率89％（16／18）と大きな支えになった。

第2ラウンドのパット数は30だった

初優勝を挙げた2021年7月「ニッポンハムレディス」は2打差2位から首位に並んでプレーオフを制した。「今まで以上に一打の重みを痛感した」と1打差2位だった前週から仕切り直しての今週は、1打差首位から逃げ切りを目指す。

ツアー2勝目へ「結果は後からついてくる。まずは今できることを一生懸命集中して頑張れれば」と気を引き締めた。（鹿児島県姶良市／玉木充）