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スイング改造中の鈴木愛「後押ししてくれる力がある」

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 3日目(5日)◇琉球GC(沖縄県)◇6590yd(パー72)

2017、19年の賞金女王・鈴木愛がスイング改造に取り組んでいる。今季は7年ぶりに南秀樹コーチと契約。「自信を持ってゴルフができている」と話したこの日は6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。通算6アンダー4位につけた。

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2018年大会こそ3位で終えているが、もともと「この試合は相性が悪い」という位置づけ。「4日間できたら最高、と。何が悪いわけでもないけど、いつも予選ギリギリみたいな感じで、今年もそういう感じなんだろうなぁって。あまり自分に期待していなかったし、きのうは少しドキドキしていた」

オフは米国で3週間の合宿を行い、今大会の会場に入ると周囲の人から「スイング、全然違うね」と声をかけられた。「普通スイングを変えても分からないことが多いのにそう言われたので、自分にとってはすごくいいことで、良かった」と笑顔を見せた。

オフにコーチにスイングをチェックしてもらったときは「思っていたよりひどい」と言われたという。「自分で思っていたより(テークバックが)インに上がっていたし、無意識にだけどダフりたくないとかあって、ちょっと(アドレス時点でヘッドを)持ち上げていた。それで入ってくる入射角度とか軌道がすごいズレてきていた」

軌道はアウトサイドインを意識し、「フェードを打つイメージで」と少しずつ取り組んだ。「握るのも、これまではグリップエンドを残さないで持っていたけど、ちょっと短く持つように。いまだに違和感あって気持ち悪いし、(近づくことで)『シャンク出るやろ』とか思いながら」と説明する。

それでも自分ひとりでスイングの不調に向き合っていた昨季とは異なり、ショットで不安になれば原因を一緒に考えてくれる「先生」がいる。「悪くなると、どうしていいか分からなくなっていたけど、今は後押ししてくれる力、修正できる力がある」と不安はない。「ショット次第」とトップとは4打差で迎える最終日を見据えた。(沖縄県南城市/石井操)

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