“G”でつかんだ2021年初V 腰痛乗り越えた原英莉花の14本
2021年1勝の原英莉花は師匠“ジャンボ邸”に報告へ
長かった2020-21年シーズンから解放され、原英莉花は「終わったぞー」と笑顔があふれ出た。オフシーズンに突入し、一発目の仕事は年末に放送されるテレビマッチの収録。「楽しくゴルフできました」と参加した青木瀬令奈らと和気あいあいとしたムードに浸った。
例年オフシーズンは海外で合宿する選手も多く、原もその一人だったが、昨年に続いて今年もコロナ禍の影響を危惧して日本で過ごす予定。「隔離になってしまうと意味がなくなってしまうので日本でたくさん打ち込みをしたい」と話した。
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師匠である男子プロの尾崎将司の“ジャンボ邸”にも足を運び、今シーズンの報告をするつもりで「自信を持って行けるような感じではないけど、何かお言葉もらえるかな」と期待した。
20年はメジャー2連勝を飾って躍進したが、21年は11月「大王製紙エリエールレディス」の1勝のみ。「やってきたことがどうなんだろうなと思ってシーズンを過ごしてきたけど、ちゃんと続けていけば良いと教えてもらった。そこでまた課題ももらった。自分の気持ちのコントロールの仕方とか『しっかり向き合って』というのを感じた1勝だったので、また来年、気持ちの面を強化したい」と話した。
今季春先に好成績を挙げられなかったことも反省点に挙げ、オフはショートゲームのほか、ティショットの精度、アプローチショットのスピンコントロールなどを強化したいとし、今年かなわなかった「世界ランキング75位(以内)」を来年の目標に定めた。
ともあれ、悩み続けた腰痛のケアが先決。シーズン中は控えていた牡蠣を楽しみにしているというオフシーズンで、つかの間の休息をとる。(編集部・石井操)
※テレビマッチ放送予定
「京セラ フェニックスチャレンジ」
2021年12月26日(日)午後4時からTBS系列(MBS/TBS、CBC、HBC、RKB、MRTほかネット)