2位につけた尾関彩美悠（写真は2021年大東建託・いい部屋ネットレディス）

◇国内女子◇最終プロテスト 2日目（3日）◇城陽CC (京都)◇6400yd（パー72）

初日首位の20歳・高久みなみが5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算7アンダーで単独トップに立って折り返した。

＜＜　下に続く　＞＞

「最終組で回る緊張感、雰囲気だったり、きのうよりもすごくドキドキしました」と言いつつ、ボギーはティショットのミスでグリーンを外して3mを決められなかった後半13番（パー3）だけ。2度目の挑戦となるプロテストは、残り36ホールを首位で迎える。「この位置でも油断できないと思っているので、1打1打を大事にして、アンダーで回れるように頑張りたい」と引き締めた。

6月「日本女子アマ」を制した尾関彩美悠（おぜき・あみゆ、岡山・作陽高）が1イーグル5バーディ、1ダブルボギーでこの日のベストスコアに並ぶ「67」をマーク。天本遥香、泉田琴菜と並ぶ6アンダー2位につけた。

20歳の永嶋花音（ながしま・はなね）が3アンダー5位。竹田麗央（熊本国府高）と櫻井心那（長崎日大高）が2アンダー6位。

10月「スタンレーレディス」でプレーオフを戦ってアマチュア優勝に迫った佐藤心結（茨城・明秀学園日立高）が「68」を出して、トータル1アンダー。初日53位から仁井優花、荒川侑奈、平岡瑠依、大村みなみ、小林夢果（埼玉・大宮中央高）と並ぶ8位まで順位を上げた。

高木優奈、吉田優利を姉に持つ吉田鈴（よしだ・りん、千葉黎明高）らが1オーバー19位。

山口すず夏は5オーバー44位。4月の「オーガスタ女子アマ」を日本勢として初めて制覇した梶谷翼（兵庫・滝川第二高）は10オーバー82位と苦しい位置。

72ホール4日間で争われる最終プロテストには第2次予選通過者など112人が出場。54ホール終了時点で、80位タイまでの選手または20位に8打差までの選手のうち、いずれか人数の多い方が最終ラウンドへ進み、上位20位タイまでが合格となる。

＜上位成績＞
1／－7／高久みなみ
2T／－6／尾関彩美悠、天本遥香、泉田琴菜
5／－3／永嶋花音
6T／－2／竹田麗央、櫻井心那
8T／－1／佐藤心結、仁井優花、荒川侑奈、平岡瑠依、大村みなみ、小林夢果
14T／0／千田萌花、星野杏奈、國分彩那、丹萌乃、村上瑞希
19T／1／高木優奈、吉田鈴、藤田かれん、桑山紗月、薮下真衣、林希莉奈、鶴瀬華月、大林奈央