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渋野日向子は笹生優花と同組にテンションアップ「強い選手は最初からズバッと行く」

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 事前(3日)◇瀬田GC北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

コロナ禍で2020年に続いて日本ツアーの特別公認大会として行われる今大会。米女子ツアーとの共催だった年にはリサロッテ・ノイマンアニカ・ソレンスタム(ともにスウェーデン)と名だたる選手が制してきた舞台とあって、渋野日向子は「ここで自分がやりたいゴルフができてくると、先週と同じようにQシリーズ(12月の米ツアー予選会)に向けて励みになると思いますし、自信にもなる。まずは自分のゴルフをやり切って結果がついてきてくれたら」と意気込んだ。

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プレーオフで劇的な優勝を飾った前週のコースと比べ、今週はアンジュレーション(傾斜)が強いグリーンを特徴として挙げる。「カップを切る場所があるのかなと思うくらい傾斜が強いところもあって、その分グリーンは若干軟らかくて、スピードも遅い気はする。でも、ピン横についたときの難しさは先週と同じくらいか、むしろそれ以上」とコース攻略に思考を巡らせる。

さらに芝質の難しさにも言及した。「生えるところによっては『そこ、全然打てん』という場所もあって、グリーン周りは外してしまうと逆目のラフ。花道とかもクセがある感じで、ダフッたり噛んだりしそうな、もういやらしい…みたいな」

初日は同じく海外メジャーチャンピオンとなった笹生優花とともに回る。3月の2021年初戦「ダイキンオーキッドレディス」でも予選2日間を同組でプレーをしたが、「(当時は)自分のことに必死だったけど、今は周りを見られる余裕もちょっとずつ出てきた」と笹生のプレーぶりにも関心を寄せる。

「優花は私よりはるか彼方に飛んでいくので、どれぐらい置いていかれるのか見たい。あと飛ぶ分、(弾道の)高さも違うだろうからアイアンショットの違いとか」

前週の優勝後には「面白いゴルフ」をキーワードに今後の展望を明かした渋野。「面白い選手にもなりたいけど、強い選手にもなりたい。追い抜かれては追い越してばかりなので、ハラハラドキドキはあると思うけど、やっぱり強い選手は最初からズバッと行くゴルフをされている」。2003年大会ではソレンスタムが初日「63」でスタートして3日間大会ながら通算24アンダーと異次元のスコアをマークした。理想のゴルフを追い求める。(滋賀県大津市/石井操)

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