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渋野日向子の涙の裏側 急逝の恩人に捧げる復活優勝

2021/10/10 19:31


◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(10日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72)

短くて長かったのか、長くて短かったのか――。渋野日向子は1年10カ月16日ぶりの勝利に肩を震わせて、涙を流した。

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首位で出たアマチュアの佐藤心結(茨城・明秀学園日立高)に耳目が注がれる中、かつて強みとした「後半のチャージ」を見せた。5バーディ(2ボギー)を重ね、最終18番(パー5)でクラッチパットを決めて追いついた。

同じ18番でのプレーオフは1ホール目で81ydを54度のウェッジで20cm、2ホール目も98ydから1m弱につけて“3連続バーディ”。最後にペ・ソンウ(韓国)のバーディパットがカップ左に外れたのを見届けると、涙を隠すように頭を下げて手で顔を覆った。

2019年11月の「大王製紙エリエールレディス」以来となるツアー5勝目。この間「全英女子」覇者として海外志向を強め、欧米を転戦したが、思うような成績を残せず苦悩してきた。

「勝てなかった2年間。短いようで長かったのか、長いようで短かったのか分からないが、いろいろ思い出して泣いちゃって。いろんな人にいい報告ができるなと」

恩人の死

亡き恩人に捧げる復活Vでもある。4月に前所属先で地元・岡山のテレビ局RSK山陽放送社長の桑田茂さんが68歳で急逝した。

「高校のときから応援してくれていたのに『なんで自分はこんなに情けないのだろう』と自分に腹が立った」と春先を振り返る。

「調子が悪くてもずっと笑顔で迎えてくださって。『自分の思うようにやればいいから』と。それをきっかけにちょっとずつ前を向いて。もっと頑張らないといけないと思った」

2019年の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」でツアー初優勝を挙げるずっと以前からサポートを受けた大恩人の訃報に、自身のゴルフを見つめ直した。

「“アレすけ”を見るたびに悲しくなってしまうこともあるけど、自分はひとりじゃないと思わせてくれるヘッドカバーです」。この日も、RSK山陽放送のキャラクター・アレすけのヘッドカバーがキャディバッグから熱戦を見守った。

11月末の米女子ツアー予選会に挑戦する。「これからもやることは変わらない。目の前の一打に集中して上位で争いたい気持ちもあるが、毎試合予選通過できるように今の自分と向き合っていきたい」。復活Vも道半ば。信じる道を行くだけだ。(静岡県裾野市/玉木充)

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