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苦手コースで首位発進 大里桃子「自分もビックリ」

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日(17日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)

ツアー2勝の大里桃子がボギーなしの6バーディ「66」で回り、後続に2打差をつけて首位発進を決めた。前回2020年大会の優勝スコアは15アンダーと伸ばし合いになりがちの大会。「練習ラウンドとかで『なんでこんな伸びるんだろう』とか言っていた。(その)自分が伸ばしてビックリしてます」と驚きの表情で振り返った。

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そもそもこのコース自体、大里は「苦手なコース」のひとつに挙げる。プロテストに合格した2018年以降、4年連続4度目の出場で全試合で予選通過を果たしてきたが最高位は20年の25位。

9番など打ち下ろしのティショットは「狭い印象がある」そう。「ティショットのライン出しとか難しくて…引っ掛けるイメージがあった」とアップダウンがあるホールはあまり得意ではないと明かす。

それでも15番のパー5で残り102ydからの3打目をベタピンにつけてバーディを奪うなど「まぐれって言ってもいいぐらい、どこからでも寄った」とアプローチショットがさえた。

「楽にパーも取れた」とパット数も24パットと全体で堂々の1位。「先週もそんなに心配なくパターが打てた。心配ごとがなくなって、ちょっと成長したところかな」と手応えを示した。

台風の影響も心配される2日目。勝ちたい気持ちは「欲をいえばある」。5月「ほけんの窓口レディース」以来となるツアー3勝目がかかるが「自分のベストを尽くしていきたいかな」。苦手意識があるからこそ、冷静さを取り戻せる。(愛知県美浜町/石井操)

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2021年 住友生命 Vitality レディス 東海クラシック



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