<スコア>日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
2021年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/09〜09/12 場所:静ヒルズCC(茨城)
身長もまだ伸びてます 23歳・植竹希望が4打差
◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目(11日)◇静ヒルズCC (茨城県)◇6680yd(パー72)
首位と4打差の通算8アンダー5位につける植竹希望は、1998年生まれの勝みなみら実力者が揃ういわゆる黄金世代。同世代10人目となる優勝に期待も懸かるが、「そう言って頂けてすごくうれしい。期待に応えられるように頑張りたいです」と素直に受け止めている。
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現在、国内女子ツアーでパーオン率3位(75.10%)につけるショットメーカー。初日、2日目は「ショットがひどくて、シャンクに近い球が出ていた」という状態ながら、「71」「70」とアンダーパーでまとめてきた。この日はショットが復調し、7バーディ、2ボギーの5アンダー「67」。2日目のホールアウト後に、日出高(東京)で同期だった男子プロ・黒崎蓮に連絡して、アドバイスをもらって良くなったという。
「テークバックでフェースが開いて手で上げちゃう癖があるから、右足の前くらいまで真っすぐシャット気味に上げるくらいで良いんじゃない?って言われて良くなった。結構助かっています」と、よく一緒に練習していた同級生に感謝した。
苦手としていたアプローチも、いまは普通に打てるまでになっている。「今まではアプローチという選択肢を削らなくちゃいけなかったけど、今はアプローチで寄せワンするゴルフでもいいのかなと思いながらやっていたら良いスコアで回れている」。この日も最終18番でグリーン奥からアプローチして、見事にパーで締めくくった。
ちなみに、現在23歳の植竹だが、ここ2、3年で身長が4cm伸びて172cmとなり、靴も1cmサイズアップの27cmになったという。「誰にも気付かれないと思ったけど…伸びちゃいました」と恥ずかしそうにうつむいたが、まだ成長途上。ゴルフもここから大きく伸ばしていきたいところだ。(茨城県常陸大宮市/今岡涼太)