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2位発進の臼井麗香 同世代の活躍に「焦りがずっとある」

◇国内女子◇CAT Ladies 初日(20日)◇大箱根CC(神奈川)◇6638yd(パー72)

畑岡奈紗渋野日向子らと同じ22歳の臼井麗香が7バーディ、2ボギーの「67」でプレー。5アンダー2位の好スタートを切った。出だし1番からバーディ発進すると、大きく崩れることもなく初日を終えた。「ショットが安定していて、横に外れることが無かった」

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2021年に入ってから植村啓太氏にスイング指導を仰いでいる臼井は、国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」と「大東建託・いい部屋ネットレディス」でともに2位。一方で、出場した23試合中10試合で予選落ちと浮き沈みの激しい戦績を見せている。

コロナ禍とあって、練習日でも会場に入れるのは選手とキャディのみが大半の女子ツアー。6月「宮里藍 サントリーレディス」では植村氏にキャディを依頼して見てもらったが、人数制限がかかる会場での指導はまだ難しい側面がある。「次は『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』で担いでもらう予定。そこまでは自力で頑張ろうと思います」

予選落ちが続けば精神的なダメージは大きい。さらに、“黄金世代”と呼ばれる同世代のなかで、すでに9人の選手(畑岡、渋野、勝みなみ新垣比菜大里桃子河本結原英莉花小祝さくら浅井咲希)がツアー初優勝を挙げている。「焦りがずっとある」と届かないタイトルに焦がれる日々だ。

「速いグリーンが苦手」と得意コースではないと打ち明けるが、「パッティングの調子を維持できるように練習して、優勝につながる3日間にしたい」と2日目以降を見据えた。(神奈川県箱根町/石井操)

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2021年 CAT Ladies



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