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「新しい自分になれたかも」渋野日向子3カ月半ぶり国内連戦の理由

◇国内女子◇GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 事前情報(15日)◇イーグルポイントGC (茨城県)◇6657yd(パー72)

3カ月に及ぶ海外遠征を終えた渋野日向子は「しっかり太りました」と笑った。最終戦の6月「KPMG全米女子プロ」を終え、コロナ禍での日本帰国後は2週間の自主隔離。「実家にこもっていました。母のごはんや、岡山の名産のシャインマスカットを食べたりして」。満足いく練習はできていないぶん、余計に背負うものもない。久々の日本でのゲームは「気持ち的に楽にできる」とリラックスムードで臨めそうだ。

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今大会から3週連続で日本ツアーに出場する。次週フランスでのメジャー「ムンディ エビアン選手権」は欠場。夏場に欧州での連戦を挟む米ツアーは「隔離の条件を考えると、9週で3試合くらいしか出られない」という見立てから、一時帰国を決めた。「ヨーロッパで練習する手もあったが、試合に出たほうが今の自分にはいいかなと」。試合勘をもう一度養って、歴代女王として8月19日(木)開幕の「AIG女子オープン(全英女子)」に向かうつもりでいる。

4月からの米ツアーへのスポット参戦はメジャー3大会、アジア2連戦を含めて7試合を経験した。最高成績は5月「ピュアシルク選手権」の31位で、「結果はすごく良いものではなかったと思う」と振り返るが、収穫は時期の長さに比例するものでもない。直近の6月末「KPMG全米女子プロ」で終盤大逆転での予選通過から、キャディが新型コロナウイルスに感染、欠場危機といった、涙と笑顔に満ちた貴重な時間を過ごしてきた。

「回れるか、回れないかという状態から3日目、4日目にゴルフができたことは大きかった。そこでメンタル強くなったかなと思いました。その前までは自分の失敗に対してイラっとしたことが多かったが、それを許してできる自分を見つけられた」。改良中のスイング構築は道半ばながら、精神面での成長がうれしい。

「(6月初旬)全米女子オープンは自分のゴルフに対して、言い方は悪いが、あきらめていたところがあったと思う。でもKPMGで最後まであきらめなかった。(自分の)良いところを思い出したかもしれないし、新しい自分になれたのかもしれないと思えた」

開幕前日のプロアマ戦は古閑美保らゲストと回り、コースをチェックした。米国で多くのギャラリーの前でプレーした感覚は幸い、大会が1日2000人の来場者を認めたことで今週もキープできる。「茨城(2019年ワールドレディスサロンパスカップ)で、プロで初めて優勝した。ちょっと思い出深い場所ではある。楽しんでできたら」と前だけを見た。

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2021年 GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ



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