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上田桃子「勝ちたい気持ちは封印」 悲願のメジャー初Vへ

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(5日)◇茨城GC東コース◇6630yd(パー72)

前週大会で2年ぶりのツアー優勝を挙げた上田桃子は、前日4日(火)に現地入りしてアウトの9ホールをプレー。この日はインの9ホールを回って調整した。

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2005年のプロ転向から、これまで国内メジャー45試合に出場した34歳。2位2回と3位2回を含め、トップ10入りした大会は20試合。あと一歩のところで優勝をつかめずにきた。

「本当に自分も勝ちたいなと思いますし、これでも一歩ずつ近づいてきていると信じている。今まではどの大会でも勝ちたい気持ちだったけど、今は試合に合わせて準備できるようになった。試合始まってからは“勝ちたい”欲との戦いだと思う。最後は笑えるように、この4日間は勝ちたい気持ちを勝ちたいからこそ封印しておきたい」

メジャー大会ともあれば、コースのコンディションも普段よりは難しいものになる。「試合をやるうえで、たぶんトップと言ってもいいくらいコースは難しく仕上がっている」と高速グリーンも警戒した。

「正直、この試合は気合入りすぎて、試合前に公園とかでトレーニングをしすぎる傾向があった」と打ち明けた。19年大会頃からは意識的に休むように心掛けているとし、「なるべく脳も使わずに休むようにしています」と語った。

同コースで行われた前回19年大会を制した渋野日向子の優勝スコアは通算12アンダー。上田も「2ケタを目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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