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佐伯三貴「手応えしかない」 意地の「66」で予選通過へ

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 2日目(24日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6439yd(パー71)

2007、13年大会覇者の佐伯三貴が7バーディ、2ボギーの「66」でプレー。2019年「大王製紙エリエールレディス」以来の実戦復帰で、初日は「73」で回り予選通過圏外の66位だったが、通算3アンダーに伸ばして予選通過を確実にした。

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最終18番で3mのバーディパットを沈めて右手を力強く突き上げた。グリーンを囲んだギャラリーから拍手を受け、「最高。出てよかった。手応えしかないでしょ。このスコアで」と笑みを浮かべた。

7番でボギーをたたくも、続く8番からは5連続バーディを奪った。「常に前向きのゴルフができたし、楽しかった」。フェアウェイキープ率は71%を記録した。

「ショットは昨日もよかった。パットが打ち切れなかったり、打ち過ぎていたりしたが、きょうはいい距離が決まった。助けられた」

自らが指導する田辺ひかりも初日を終えて1打差2位と好スタートを切って2日目を迎えている。「きのうは(田辺に)『常に笑っていなさい』と言いました。元々いい選手ですし、あとは自分の感情でスコアが変動してしまうタイプなので」と大会期間中も師匠としての役割を忘れていない。

男子の海外メジャー「マスターズ」を制した東北福祉大の後輩・松山英樹からは大会前に「勝ってください」と発破をかけられていたが、「失うものはないので、引き続きアンダーパーを目指して頑張ります」と気持ちを高めた。(静岡県伊東市/玉木充)

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