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首位発進の沖せいら 忘れない先輩・松山英樹の助言

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 初日(16日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6501yd(パー72)

沖せいらが初日にトップに立ったのは、2018年の「サマンサタバサレディース」以来のこと。スタートの10番をボギーとした後は、1ピンほどのバーディパットを次々沈めて6バーディ、1ボギーの5アンダー「67」。「今回、パターを重くしてショートパットが良くなった」とグリーン上のパフォーマンスを喜んだ。

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「マスターズ」を制した松山英樹は、同じ東北福祉大の1年先輩。快挙を知ると、すぐ同大ゴルフ部の阿部靖彦監督に連絡をした。「『おめでとうございます。私も予選落ちばっかりしていられないので、がんばります』っていうひと言を添えました」と笑う。その翌週に早速の好スタートだ。

学生時代、パッティングで悩んでいた時期に、松山から「フォローを長く、低く出した方がいい」という助言をもらったという。「悪くなったらそれを思い出しています」と今もマスターズチャンピオンの言葉は忘れていない。

「あとはボウリングがすごく上手だったのが記憶にあります」と沖は言う。「(仙台に)帰ってきた時に行くっていう感じで、何回かご一緒しました。私も結構やり込んでいて200とかは超えていたけど、(松山は)280とか。さすがに勝てなかったです」と、芝だけでなく、レーンの上でのプレーにも舌を巻いた。「それに(ゴルフの)練習量が全然違うなっていうのは感じていました」と付け足した。

18年の「サマンサ」は結局、2打差の2位と惜敗した。「もともとあまり太れなくて、ガリガリだった」という当時から、食事を見直し「あの時とは体重が10キロ近く違います」とプロとして戦える身体を作ってきた。「でも増やし過ぎたので、2、3キロ落とそうかなと思っています(笑)」

同じく大学の先輩で、師事する佐伯三貴からは「上半身の力感が強いと言われたので、注意しながらプレーしています」と、その助言を忠実に守っている。2020年には下部ツアーでプロ初優勝も経験しているだけに、そろそろ次のステップに進みたいところだ。(熊本県菊陽町/今岡涼太)

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