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地元国体延期でアマチュアに区切り 「恩返し」誓う皆吉愛寿香

2021/04/14 14:00


1次予選新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2020年度プロテストは、4月2日で1次予選の全日程を終え、5月に2次、6月に最終を控える。未曽有の事態の中、今回も多くの選手が合格率「3.3%」ともされる狭き門に挑戦している。彼女たちは何を思い、クラブを握ってきたのか? その素顔に迫る。

■アマとして最後に出場した国内女子ツアーで33位タイ

皆吉愛寿香は、山口会場(周南CC)での1次を9位タイで通過した。通算5オーバーで危なげない内容だったが、本人は「この先のことを考えると、もう少し伸ばしたかったです。アプローチ、パターがまだまだです」と反省を口にした。

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20歳で古江彩佳西村優菜らと同じミレニアム世代。高卒1年目で受けた2019年度テストは、2次のカットラインに2打届かず不通過だった。「あの時は、最終日の前半が1アンダーで、後半は『パープレーで回れば通る』と思っていたのですが、出だしの3パットから流れが悪くなって41を打ちました。結果を見ると、39でも通過できたのですが、今思うと『何をしていたんだろう』という感じです」

その後は、大方のクラブを替えて20年秋にはフィットさせた。プロテストに通るためでもあったが、目的は別にもあった。「出場予定だった地元開催の鹿児島国体で活躍したいと思っていました。そのために、アマチュアのままプレーしてきました」

会場は、練習拠点の鹿児島・高牧CCでモチベーションを上げていたが、コロナ禍で鹿児島国体の開催は23年10月に延期に。結果、出場を断念した皆吉は、アマとして最後に出場する大会に、国内女子ツアーの「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」(3月19~21日/高牧CC)を選んだ。結果は33位でベストアマを獲得した。

「すごく自信になりました。無観客で両親も観戦できませんでしたが、初めて地元で姉がキャディをしてくれたおかげで、緊張せずにいろいろと話をしながらプレーできました。私がゴルフを始めるきっかけにもなった大会ですし、本当にうれしかったです」

■アマチュア放棄後初戦の月例競技会で「優勝狙う」

9歳で10年の第1回Tポイントレディスを観戦した。北田瑠衣の優勝に感激し、「自分もあの舞台に立ちたい」との思いで10歳からゴルフを始めた。そして、中3の16年に同大会に初出場(予選落ち)、17年には予選を突破して55位タイと健闘した。だが、指導してくれた父は15年夏に心筋梗塞で倒れ、ゴルフができない体に。「父は今でもたまに練習を見てくれますが、私がずっとアマとしてやってきたので、経済的な部分も含めて家族に負担をかけてきました。なので、ここから先は、私がプロとしてしっかり稼ぎたいです」

アマチュア資格放棄後の初戦は、4月20日にホウライCC(栃木県)で開催されるDSPE(ツアープロを目指す女子ゴルファーを支援する団体)の月例競技会。3位以内に入れば賞金を得られるが、皆吉は「やるからには、優勝を狙います。そして、プロテスト2次への弾みにしたいです」と言い切った。

2次は滋賀会場(5月11~14日/滋賀CC)でエントリー。現在は、高牧CCでアプローチ、パットを中心に練習している。「ツアープロがボギーを打たず、チャンスが来たらバーディを取る姿も見てきたので、自分もそこを目指しています。今回で必ず合格して、家族やお世話になった方々に恩返しをしていきたいです」

意志あるところに道はある。皆吉は強く、熱い気持ちで難関に挑む。

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