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2021年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン
期間:04/09〜04/11 場所:花屋敷GCよかわコース(兵庫)
新相棒“カマロちゃん”でさっそうと 岡山絵里「キャディバッグは助手席」
◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前(8日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6390yd(パー72)
低いエンジン音に漆黒のボディが駐車場で光った。傷ひとつないアメ車のシボレー「カマロ」に、岡山絵里の頬も緩みっぱなしだ。
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今シーズンに勝利を挙げるための「先行投資」として、720万円一括で購入した。3月26日~28日の「アクサレディス」で優勝し、賞金1440万円を獲得して見事に回収。3月31日に納車された。
「乗り心地めっちゃいいし、最高ですね。エンジンのモードとかも変えられるし。運転も好きだし、ずっと大事に乗る。名前?カマロちゃん」
トヨタ「プリウス」、2018年「リゾートトラスト レディス」初優勝時の副賞ジャガー、トヨタ「RAV4」という車遍歴だが、新しい相棒の燃費はリッター8kmほど。今週も、大阪の自宅から運転してきた。
左ハンドルは初めてだが、「車庫入れも慣れてきた。割と荷物も入りますよ」。ただ、キャディバッグを積めるようなトランクルームはなく、助手席に載せているという。
車と来れば、次は家。「古くなってきたので、家族のために新しいきれいな家を建ててあげたい。室内練習場やちょっとしたジムも作りたい」とモチベーションの源泉は尽きない。
「アクサレディス」でバッグを担いだ土田麻依子キャディと再びタッグを組み、前回の2019年大会から720万円増となった優勝賞金1800万円をもぎ取りに行く。「パーオンはちょっと少なくなっているが、アプローチがいいし、心配はない。集中して気合を入れて優勝を目指します」と気持ちを整えた。(兵庫県三木市/玉木充)