サイ・ペイインが暫定首位 渋野は2ホール残し6打差
2021年 Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント
期間:03/19〜03/21 場所:鹿児島高牧CC(鹿児島)
2ホール残してサスペンデッド 渋野日向子「正直、終わらせたかった」
◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目(20日)◇鹿児島高牧CC (鹿児島)◇6424yd(パー72)
サスペンデッドが発表されたあと、激しく降り注ぐ雨とともに雷が鳴った。5アンダー4位発進した渋野日向子は2ホールを残して通算5アンダー暫定15位。「正直、終わらせたかったです」と残念がった。最終日は7時20分に17番からプレーを再開する。
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前半2番でボギーを先行させ、続く3番でバーディを獲り返したものの4番でボギーと序盤は出入りの激しい展開に。ただ、スイングのリズムを意識したという後半はボギーをたたかず、「悪い流れではなかった。すごい雨で、打ちたい距離には打ちにくい状況ではあったけど、終わらせたかった」と繰り返した。
初日、ティショットで3Wを使用した4番では1Wに持ち替え、左のフェアウェイバンカーに入れた。「ちょっと狙いよりも左に行っちゃったな、とは思ったけど、大きなミスではない」と切り替えたが、続く2打目もグリーン右手前のバンカーへ。「きょうはパーオン率が低くて、アプローチ勝負になってしまった」。
パットも「いい距離だったり、いいラインが決めきれなかった。悔いが残ります」と結果につながらず、反省の言葉を並べたが、それでもショットに関しては「ドライバーはいいところはあったし、アイアンも(前の2試合も)縦距離はマシだったな。左右にはブレてはいるけど、多少は合ってきている」と収穫はあった。
トップと6打差で第2ラウンドの残りからスタートする最終日は強い風が予想されている。「苦戦している風との戦い。打ちたい距離で打てられるかがカギになると思います」と課題をクリアして結果につなげる。 (鹿児島県姶良市/石井操)