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若手台頭の女子ツアーでプロ10年目 比嘉真美子は地元で連覇挑戦

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前(3日)◇琉球GC(沖縄県)◇6561yd(パー72)

続けることの難しさを噛みしめられるのも一つの才能だ。2019年大会を制した比嘉真美子は今年でプロ10年目を迎える。前日2日の会見で「年々、いかにこのツアーで毎年戦うことの難しさを感じていて、毎年シードを獲って戦っている先輩選手の凄さを感じています。尊敬しかない」と話した。

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昨年開催された14試合のうち10試合を25歳未満の選手が制した。高校を卒業して間もない選手の台頭が毎年のように繰り返されれば、それだけサバイバルも激しくなる。「ルーキーのときは勢いだけで、がむしゃらにという感じだった。失敗してミスすると、考えることも増えてくるし、継続していくのにエネルギーや、心も体もフル稼働しないと続けらない」と長く続けていことの難しさを語った。

本格参戦をスタートした13年にいきなりツアー初優勝を飾るなど賞金ランク8位と躍進したが、翌年は45位、さらに次の年には95位と低迷した時期を乗り越えてきた。「この10年間、シードを落としたり、いろんなシーズンがあったけど、その時々をそれなりに頑張って来られた。だから、今後も頑張れると思える」

同級生の渡邉彩香が結婚という嬉しいニュースも舞い込んだばかり。自身は18年に大相撲の勢関と婚約を発表しているが、「今はゴルフに集中してもっともっと優勝したい気持ちが強いです」と2年越しの連覇に照準を定める。「ここ最近では年間1勝止まりで終わってしまっているので、今年は必ず複数回優勝を目指して臨みたい。メジャーを含む3勝を目標にしていきたい」

今大会は各日1000人の観客を入れる予定で、久しぶりにギャラリースタンドも設置された。「ギャラリーが入っても入らなくても100%の力でプレーしているけれど、沢山の応援でプラスアルファの力が発揮されると思うので、とにかくその時に出来るベストのプレーができるように頑張りたい」と力をみなぎらせた。(沖縄県南城市/石井操)

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