渋野日向子 今年の漢字は「粘」 来年は「オリンピック出たい」
2020年 JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
期間:11/26〜11/29 場所:宮崎CC(宮崎)
右ひざ痛も回復 原英莉花グリーン警戒「パター3本持ってきた」
◇国内女子メジャー第3戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 事前(25日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)
原英莉花はアウトコースの9ホールをプレー。「難しいコースだと思うけど、去年よりも攻め方が分かってるからそんなに無理せずやれそう。いいスコアを出せるように頑張りたい」と明るい声で10月「日本女子オープン」に続くメジャー2勝目へ意気込んだ。
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前週「大王製紙エリエールレディス」2ラウンド開始前、右ひざ痛で棄権。今季はコロナ禍で例年より遅い6月に開幕。ここまで全13試合と昨年同時期と比べて出場試合数は少ないが、疲労が蓄積していないわけではない。
「結局大丈夫だったんですけど、最初は腰と肩が痛くて。練習ラウンドでひざに違和感が出始めて、『なんだろうな』と。試合中は終始痛みでショットがぶれ始めたのでちょっと怖くて…やめさせていただきました」と説明した。
コースのあった愛媛県から東京に一度戻り、かかりつけの治療院で「針と電気で治療してきました」と今週はテーピングしないでも良い状態にまで回復した。
「元々ではないけど、ちょっと体重が落ちたりすると痛みが出たりすることがあった。知らぬ間にひざの使い方が違うと、ひざの位置が変わっちゃうみたいで」。ひざを曲げるライン読みは問題ないが、体重がかかりやすい下り坂はまだ気になるそう。
今週のコースは芝目がきついとされる高麗グリーン。念には念を押して「パターを3本持ってきました」と警戒する。「風にもよるけど、60台を続けて出したい。ロングホールは取れそうな感じだけどトラップがたくさんあるので、そこを注意しながらやれれば」と攻略ポイントを挙げた。(宮崎市/石井操)