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国内女子大王製紙エリエールレディスオープンの最新ゴルフニュースをお届け

実家での誕生日の夜から 渋野日向子は自然体で国内初の前年V大会

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(18日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)

クラブハウスに向かう道中には、前年覇者の写真入りのフラッグが立ち並ぶ。「私の顔が旗にあって、何人いるんだろうって。全英ではデカい1人(の看板が1つ)だったから数はこっちの方が多い。ただ、全英のときの方が(プレッシャーを)感じていましたね」。渋野日向子は国内で初になるディフェンディング大会を、自然体で迎えている。

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前年4勝をマークした国内ツアーは今年、コロナ禍で開催見送りが相次ぎ、前年優勝の9月「デサントレディース東海クラシック」は米ツアー転戦のため欠場した。

スコットランドでの「AIG女子オープン(全英女子)」はリモート記者会見で多少なりとも重圧があることを明かしていたが、今回は「“ディフェンディング感”はあんまりない」と前置き。そのうえで「ゴルフの調子は若干不安もあるので、逆に気負う必要はないかな」と笑みを浮かべた。

自らのゴルフと本気で向き合い続ける期間。好結果が出ず、気持ちの沈みや「ゴルフを考えすぎて」食欲が減ったこともあった。ただ、いまは「そういうことは人間だったらあること。最近は結構食べているし、トレーニングもしている。これからもしっかり食べて頑張ります」としっかり前を向く。

前週の国内ツアーは今季4試合目で初の予選通過を決め、最終日は手ごたえを示す内容で締めた(23位タイ)。課題に挙げてきたショートパットの緩みが改善されつつあり「しっかりストロークできて、壁ドンで入れられたのはすごく嬉しかった」とうなずく。15日(日)の22歳の誕生日は試合後に岡山県の実家に戻り、家族との時間で心も休めた。「(誕生日に母にお願いしたブリの照り焼きは)美味しかったです。父の分の皮までもらって(笑)。家に帰ると落ち着きますね」

イン9ホールの練習ラウンドのパートナーは稲見萌寧と第1ラウンドでも同組になる親友の大里桃子。「桃子との試合でのラウンドは今年初で楽しみだけど、しっかりやりたい。去年のようなスコア(19アンダー)は難しいかもしれないけど(1日)2アンダー、3アンダーを目指す。あとはパー5でしっかりとりたい」。自らの課題をクリアしながら前進する。(愛媛県松山市/林洋平)

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2020年 大王製紙エリエールレディスオープン



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