狭くなったミスの“幅” 松山英樹の挑戦は2021年へ
2020年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/19〜11/22 場所:エリエールGC松山(愛媛)
渋野日向子の右足裏の痛みは?「すぐに治るものではないようで」
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(18日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)
前週の「伊藤園レディス」で右足裏の痛みを明かした渋野日向子。15日(日)には実家のある岡山県の整骨院で電気治療を施し、今大会の会場に移動した。開幕前日にイン9ホールの練習ラウンドを回り、症状について「(先週とはそれほど)変わらないかな。やっぱり18ホールを回ると痛くなってくるというのはありますね。お風呂に入っているときに触って痛いな、とかはあります」と説明した。
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痛みが出るのは足の内側、土踏まず付近だという。整骨院でも炎症から痛みが出る足底筋膜炎(そくていきんまくえん)を疑われた。「電気治療もやったんですけど、1回ですぐ治るものではないとは言われました。過去にも筋膜炎で(整骨院に)来られたスポーツ選手がいるそうで、(完治まで)1カ月かかったり、それ以上かかったりするとは聞きましたね」
痛みは前週に増したが、若干の違和感、痛みを覚えたのは今年に入ってから。新型コロナウイルス感染症対策のため、コースへの立ち入りが禁止されるトレーナーは宿舎には帯同させており、針による治療やマッサージを受けてきた。携帯式の電気治療機器も持ち歩き、「寝ている時に、(電気治療を)やったりしているので、それで徐々に治ってくるといいんですけどね」と、いくつかの治療を試している。
最近は自身の足の形にあわせて作ったインソール(中敷き)やシューズも使い、患部への負担を減らしている。「足の裏は筋肉が複雑になっているそうで、どの筋肉(が炎症を起こしているか)か、というのを完全に調べるのもなかなか難しいようです」と多くのアスリートを悩ませ、ピンポイントでの原因特定が難しい症状。この日もテーピングを巻き、ツボを刺激する「置き鍼(おきばり)」を施しながらラウンドした。(愛媛県松山市/林洋平)