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不安払しょくの大里桃子 スイング作りのイメージは4人のプロ

◇国内女子◇伊藤園レディス 事前(12日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

伊藤園と所属契約を結ぶ大里桃子は「先週も自分なりには良い流れで出来ていると思うし、パットも良いリズムで打てていた。自信になりましたね」と口にする。

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シーズン途中に4パットを要したラウンドがあり、その後パット不調に陥りかけたが、前週の「TOTOジャパンクラシック」では14位。復調気配を感じながらホステス大会を迎えた。

パットに苦しんだ時期を「3週間くらい前まではゴルフが楽しくなくて、シーズン終わらないかなと思っていましたもん。試合に出るのも、グリーンに上がるのも嫌でした。キャディさんにティショットを打った後に『グリーン近づいてきている』と言っていたほどでしたね」という。先輩プロ、クラブメーカー担当者、関係者らからもアドバイスをもらい状態が上向いたからこそ、冗談交じりで振り返った。

グリーン上では苦戦もあったが、オフにスイング作りに意識したショット面は練習の成果を実感している。「テークバックのときの腰の動きが前後になるように意識を変えました。スイングが良くなったといろんな方に言ってもらえるし、飛距離も伸びました」と説明した。

イメージ作りのために動画でライバルたちのスイングも参考にした。「比嘉真美子さん、小祝さくらちゃん、キム・ハヌルさんですね」。3人の名を並べた後は「あとはタイガー・ウッズもですね」と笑いながら付け加えた。

平均バーディ数は全体10位(3.4483)とショット面の成長は数値にも。「(パットの復調で)いまは練習していてもラウンドしていても楽しい。グリーンは例年よりも硬くて速い印象なので、ショットもランを計算しながらやっていかないといけない。かみ合えば」と意気込んだ。(千葉県長南町/林洋平)

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