ダスティン・ジョンソンらLIV選手10人超がPIFに補償要求 未払い契約金150億円超
元世界ランク1位のダスティン・ジョンソンらLIVゴルフの選手10人以上が、未払い契約金の支払いを求め、リーグへの資金提供を打ち切ったサウジアラビア政府系ファンド「PIF」との交渉を目指していることが明らかになった。米メディア「ジ・アスレチック」が25日に報じた。
選手側の請求総額は1億ドル(約157億円)を超える。このグループには、「マスターズ」2勝のバッバ・ワトソンやトーマス・デトリー(ベルギー)らが含まれるという。選手側は、LIVへの参戦を決断した背景にはPIFとの約束があったとして、契約終了に伴う補償金を求めている。
ジョンソンの代理人を務める弁護士のデービッド・コーンウェル氏は、同紙の取材に対し、補償問題の進展が選手たちの今後を左右するとの認識を示した。未払い金の扱いが明確になるまでは、来季以降への新体制「LIV 2.0」への参加契約に応じない見通し。
PIFは当初、未払い契約金の請求額に対して2%に相当する和解案を提示したとされる。一方、PIF側は追加投資を停止したとの立場で、選手や代理人との交渉には関与していないという。
LIVは現在、2027年シーズンに向けて新たな資金提供先となる英国投資会社「BCパートナーズ」と再建を進めているが、ジョン・ラーム(スペイン)やティレル・ハットン(イングランド)ら主力選手の離脱表明が相次いでいる。未払い契約金をめぐる交渉の行方は、リーグの再建にも影響を及ぼしそうだ。