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「なんじゃそら」のミスから挽回 金谷拓実と勝負メシのゲン担ぎ

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(12日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

「なんじゃそら…」。開始2ホール目の前半11番、ボギーを呼んだ1Wでのミスショットを思わず嘆いた。「キャリーで250ydくらい打てば越えるバンカー。風はフォローなのに、すごく低い球が出て入ってしまった」。ブランク明けで「感覚があまりなかった」という。それでいて、なんとかスコアをまとめるのが金谷拓実の強さでもある。

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米カリフォルニア州での10月「ZOZOチャンピオンシップ」を終え、コロナ禍での帰国後2週間の自主隔離から解放されたのが今週初めのこと。期間中は仙台のホテルで缶詰め状態だったことから「芝から打つ感覚がなかった。スイングのテンポもフィーリングも変わっている」と、前半は実戦への適応に苦労した。

後半1番で8mのバーディパットを沈めたのをきっかけに、ショットの距離感も合い始めた。終盤7番(パー3)で第1打を3m、最終9番では残り175ydの2打目を30㎝につけてバーディフィニッシュ。自ら「鬼門」と口にする初日の「69」に納得し、1アンダー8位発進を素直に喜んだ。

1年前、史上4人目のアマチュア優勝を遂げた大会は今年、プロとして挑む3試合目。心身ともに万全とは言えない中で、ゲン担ぎは忘れてはない。前夜、「去年、毎日行って勝った」というハンバーグレストラン「びっくりドンキー」にさっそく足を運び、同じメニューを注文。「チーズバーグディッシュ、300g。1300円くらい(御殿場店では税込み1361円/同社ホームページより)」という勝負メシを平らげてきた。

「隔離の影響? ないといえばうそになるけれど、ほかにもそういう選手はたくさんいる。外国から来た選手もいる。試合に出る以上はそんなことは関係ないかなと思います」。約570m標高、時間帯によっては10度に満たない気温も手ごわい敵。2日目もまずは感覚を取り戻すのに必死になる。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

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2020年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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