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復活もぐもぐタイム6回 渋野日向子が改めて語ったそのメリットとは

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 最終日(8日)◇太平洋C美野里C (茨城県)◇6554yd(パー72)

渋野日向子のもぐもぐタイムが復活した。大会前にはラウンド中にお菓子を食べる余裕がないと話していたが、「意識的に食べたところもあるんですけど、おなかが空きすぎて耐えきれないときにお菓子を食べていた」と説明した。

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前半9番(パー5)3打目を前に、バッグからお菓子を取り出し、抹茶味のチョコボールとグミを口に運んだ。「あれはかなりおなかが空いていました。冷静を保つためにも食べた感じ」と糖分を体に届けた。気持ちを整えて臨んだショットは76ydから58度で2mにつけてバーディを奪った。

「おなかが空いて集中力が減りますし、私はリズムが速くなる。そういうのを1日目、2日目で感じた部分があったので、そこは気をつけたほうがいいなと思って食べた」。この日のもぐもぐタイムは6回を数えたという。

2019年の海外メジャー「全英女子オープン」を制した際には、魚肉ねり製品加工品「タラタラしてんじゃねーよ」や「味のり」をラウンド中に食べて話題を呼んだ。お菓子を食べながらのプレーが21歳のトレードマークになっていただけに原点回帰で結果につなげた。

28位から出て2バーディ、ノーボギーの「70」でプレーし、通算6アンダー30位。国内女子ツアーでは昨年11月の「大王製紙エリエールレディス」最終日以来のノーボギーラウンドに「久しぶりのノーボギーなので5点」と自己採点した。

「スイングも違和感があるなか、違和感のあるショットが出なかった。むしろこの違和感のなかで頑張っていた。そこはすごくプラスに考えている」。大会最終日の15日に22歳の誕生日を迎える次戦「伊藤園レディス」(13日開幕/千葉・グレートアイランド倶楽部)へ前向きに話した。(茨城県小美玉市/玉木充)

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