2024/11/22中古ギア情報
ゴルフきょうは何の日 アーカイブ
千葉カントリークラブ野田コースで開催された日本女子オープン。当時35歳の服部道子が李知姫(韓国)をプレーオフで下し、9年ぶりの大会優勝を果たした。
通算1アンダーで並んだプレーオフではドラマが生まれた。16番での2ホール目、グリーン奥に打ち込んだ服部に対し、李は2.5mのバーディチャンスにつけた。服部のアプローチは寄り切らずパーパットを外す。9505人の観客が李の勝利を確信した。
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しかし、バーディパットを外しながら70cmを残した李が、このパーパットを外す。さらにボールはカップ淵をなめるように2m転がり、ボギーパットまでも決められず。優勝を目前に迫りながら4パットのダブルボギーをたたき、ボギーパットを沈めた服部に勝利の女神がほほ笑んだ。
大会は10年ぶりのプレーオフ決着だった。服部は「李知姫さんが4パットしたときは、頭の中が真っ白でした。まるでテレビを見ているように、『あんなにころがっていくの!』って感じでした。とにかくまだ自分のパットが残っていたので集中しました」と驚き、「今回の優勝は悪いときでも真面目に取り組んできたご褒美だと思って、これからもコツコツと努力していきたいです」と拳を握った。