「日本女子オープン」2連覇狙うジャン・ジョンが樽前CCを視察

9月27日（木）から30日(日)まで、北海道の樽前カントリークラブで開催される、第40回「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の記者発表が、9月12日（水）に同コースで行われた。

ディフェンディングチャンピオンのジャン・ジョン※（韓国）が来日し、コースの視察ラウンドに参加。ジャンは北海道初体験で、「食べものが美味しいと聞いています」と笑顔で会見に臨んだ。

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この日ラウンドしたジャンはもちろん北海道のゴルフ場も初めて。昨年優勝したときの茨木カンツリー倶楽部と比較し「芝生もぜんぜん違うし、フェアウェイも狭い。とても難しいコースです」と語った。この日のコースセッティングは、試合時よりも少しグリーンが遅かったが、それでもいきなりラウンドして3バーディ、2ボギーのアンダー「71」は流石。

「距離も長いし、鍛えてもっとストロングにならなければ」とおどける表情も浮かべたが、この日のラウンドのようにフェアウェイを外したのが1度だけというドライバーの安定性があれば、「4日間で5から10アンダーは出せる」。そして、そのスコアが優勝スコアになれば良いとも言う。

今季米ツアーで賞金ランキング10位（9月10日現在）に入っているが、優勝はない。そのことに触れると「なぜ優勝できないかは聞かないでください。私も分からないから・・・。ただ、パッティングが少し不調なのでそれが原因なのかもしれません」。ジャンはこの後、韓国で休養をとり、24日（月）に会場入りする予定だ。

※昨年の大会ではチャン・チョンと名乗っていたが、本人の希望もあり今大会からジャン・ジョンと名前の表記を改定することになった。

＜大会情報＞
・大会期間中は苫小牧駅から送迎バスが運行される。
・9月26日（水）の練習ラウンド日は一般のギャラリーも入場が可能（1,000円）。
（試合期間中はカメラの持ち込みが厳禁だが、この日だけはカメラ持参で撮影も可能となっている）