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安田祐香が用具契約発表 松山英樹のサプライズに感激

アマチュア時代から数々の実績を積み重ねてきた注目ルーキーの安田祐香が、住友ゴム工業と用具使用契約を結んだ。5日(水)、都内で発表会見に臨み、「ゴルフ人生をともに歩んできたダンロップさんと、これからもともに歩めることをうれしく思います」と感謝を口にした。契約は複数年となる。

会見では、同社契約プロの松山英樹からサプライズのビデオメッセージが流れた。「同じダンロップの選手として戦えることをすごくうれしく思っています。去年のオーガスタ(ナショナル女子アマ)の活躍も見ていて、すごいなと思っていました。これから一緒に頑張っていきましょう」。海外で活躍するショットメーカーという、最も憧れる存在からのエールに「興奮が収まらないです。松山選手から(メッセージを)いただけると思っていなかったのでうれしい。松山選手のように、かっこいい選手になりたい」と初々しく声を弾ませた。

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9歳で姉とともに元賞金女王の古閑美保さんや上田桃子を輩出した「坂田塾」に入門した。主宰する坂田信弘氏からも「安田、今の気持ちを忘れるなよ。ゴルフが好きというのが、お前の一番の武器だ。自分の生きる場所はコースだという覚悟をもって、試合の成績だけで生きていく、そういうプロになってほしい」と、激励の言葉が届いた。「塾長には感謝してもしきれない。成績で恩返しできれば」と表情を引き締めた。

目標は「尊敬されるゴルファー」。将来的な米女子ツアー挑戦の思いも胸に秘める。プロテスト一発合格、最終予選会(QT)2位通過と順調にステップを踏み、夢への足がかりとなる2020年。「不安もあるんですけど、ワクワクの方が強い。1試合1試合楽しみたい。毎試合予選を通過して、前半戦のうちに優勝できるように頑張りたい」と力強く言葉を紡いだ。

「小学3年生のとき、初めて手にした新品のクラブが、スリクソンのアベレージモデル『GiE』でした。とても打ちやすかったのを覚えています」。中学生となり、初めて購入したのも同社の「ゼクシオ」だったという。幼少期に結んだ縁に導かれ、プロの世界に羽ばたく。(編集部・亀山泰宏)

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