女王争い決着の視聴率は今季最高13.6% 最終戦10年ぶり二桁
女子ツアーは10年ぶりに観客総動員数60万人超
2019年の国内女子ツアーは、年間7勝を挙げた鈴木愛が2017年以来2度目の賞金タイトルをつかんだ。ツアー本格参戦1年目で国内メジャー1勝を含む4勝を挙げた渋野日向子は史上最年少賞金女王を逃したが、ニューヒロイン誕生は女子ゴルフ界を盛り上げた。古江彩佳のアマチュア優勝を含め、10人のツアー初優勝者を生んだシーズンの観客動員数を検証する。
10年ぶりに60万人超え
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日本ゴルフトーナメント振興協会によると、39試合が行われた今シーズンのギャラリー総数は昨年比12万5534人増の68万2868人。60万人を超えたのは諸見里しのぶ、横峯さくら、有村智恵による三つどもえの賞金女王争いで白熱した2009年以来10年ぶり。当時は34試合でギャラリー数は60万4994人を記録した。
最多ギャラリー数を記録した大会は?
全体で最多ギャラリー動員数を記録した大会は、4日間競技の国内メジャー「日本女子オープン」の4万6165人。25試合が行われた3日間競技で最もギャラリー数が多かったのは、8月の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野が帰国後初優勝を飾った9月「デサントレディース東海クラシック」の2万4915人だった。
渋野フィーバーの以前と以後では?
1試合平均のギャラリー数は1万7509人で、渋野が全英を制覇する以前の22試合の平均は1万5467人。全英後の17試合(台風の影響で最終日が無観客となった27ホール短縮競技の「スタンレーレディス」を含む)の平均が2万151人。渋野が出場した13試合に限ると、予選落ちした「伊藤園レディス」を含めて平均2万2085人だった。
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