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桃子、ちょっぴりトーンダウンで08年始動

5日、昨年史上最年少で賞金女王を獲得した上田桃子が、兵庫県神戸市にある六甲国際GCに併設する江連忠ゴルフアカデミーで始動、初打ちを行った。

昨年末はテレビ出演や取材などで多忙を極めた新女王は、大晦日の紅白歌合戦に審査員として出場したのち、元旦に地元熊本に帰省。2日は熊本県中央町にある「日本一長い石段」という3,333段ある石段を2時間掛けて登った。標高差600m、全長3kmというこの石段は、ジュニア時代に両親が上田の優勝を祈って登り、その願いが叶えられたという場所だ。石段の頂上でおみくじを引いた上田は、「“大吉”を狙ったのですが、“吉”でした」と残念そう。それでも、「待ってちゃダメみたいな事が書いてあったので、チャンスは掴みにいかないといけないんだと思いました」と、今シーズンの戦いへと思いを馳せた。

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3日も熊本で過ごした後、4日に神戸入り。「丸2日しか熊本に居れず、もう少しやりたい事があった」という上田の本格的な体作りは、ようやくこれからスタートする。この日の江連忠アカデミーによる合同トレーニングでも、ランニングや筋力トレーニングで苦しそうな表情を見せていた。

そんな調整遅れを意識してか、改めて今年の目標を聞かれた上田は、「昨年、良い成績が残せたのは06年にきっちり一年間試合に出られたから。今シーズンはしっかりと土台を作って、チャンスが来たらものにしたいです」と、最低一勝と言っていた昨年からはややトーンダウン。さらに、日米ツアーの出場割合も「5:5を目指します!」と、日本ツアー重視の路線にスケジュールも軌道修正するようだ。

また、この日は清水重慶、川口淳両キャディもアカデミーを訪れ、今季のスケジュールについて確認。当初は外国人キャディの起用も視野に入れていたが、「ほぼ2人が担ぐことになりそう(清水氏)」だという。

だが実際は、「行ってどうかで決めようと思います」と米ツアー開幕3試合以降の出場試合は現時点では決まっていない。国内開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」や、地元熊本での「ライフカードレディス」などの出場の可能性も残しつつ、柔軟戦略で今シーズンの戦いに挑むことになりそうだ。

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