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宮崎CCの名物・18番 今年もドラマを生み出すか

2019/11/28 09:03

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 事前(27日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6535yd(パー72)

宮崎CCの名物・18番(パー4)は前年より距離が23yd伸びた。ティイングエリアを後ろに下げて423yd。セカンドショットが打ち上げになる左ドッグレッグホールが今年もドラマを生みそうだ。

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賞金ランキング1位で6度目の最終戦出場になる鈴木愛はティショットの狙いどころの狭さを指摘する。「ティが後ろに下がってより左の林が気になる。右方向を狙うと思うけど、右サイドのラフに入るとボールが沈み気味になる」。開幕前日のプロアマ戦では好ショットを放った。残り160ydで5UTを持ったが、前年は「セカンドがすごく残っても」150ydだったという。

2015、18年と大会2勝の同ランク2位・申ジエ(韓国)はプロアマ戦でティショットをフェアウェイバンカーに入れた。200ydを残した2打目は3Wを持たされた。前年大会では7Iを持つことが多かったが「今の飛距離ではアイアンは持たない。フェアウェイにいけば残り170ydくらいになる」。前年は11アンダーで制したが、今年の優勝スコアは7アンダー前後を想定した。「風が出たら18番で2オンは狙えない。1日1つくらいは下がると思う」と話した。

初出場になるランク3位の渋野日向子は前年までのイメージがなくプロアマ戦では残り158ydからの2打目を6Iで2mにつけた。コース全体の印象として「グリーン周りの芝はティフトンが枯れた感じもあって厄介。ショットでどれだけ距離をあわせられるか。(グリーンの)傾斜が強いところは手前の上りのラインを残せるように」と語る。

グリーンは複雑な傾斜で、左手前にあるガードバンカーは深い。2008年には不動裕理が1mから3パットボギーをたたき、古閑美保が逆転で賞金女王に輝いた。コースセッティングを担当した中野晶は「賞金レースが盛り上がっている。その展開が最後まで盛り上がるようになるセッティングにはした」と期待をこめた。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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2019年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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