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鈴木愛が3連勝も… 米ツアー挑戦を迷わせる「病」

◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(17日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

1打差の3位で出た鈴木愛が5バーディ、ボギーなしの「67」でプレー。通算14アンダーとして、逆転で今季7勝目を挙げた。「優勝は狙ってはいたんですけど、ほんとにできると思っていなかったので、びっくりしていますし、実感はまだないです」と息をついた。

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4mのバーディパットを残した18番のグリーン上で、親交の深い大山志保と13アンダーで並んでいることを知った。パーで上がれば大山とのプレーオフとなるが「大山さんが相手だと、ちょっとやりづらいなっていうか、昨日一緒に回って、ショットもよさそうでしたし、パットも長いのが結構入っていた。一緒に回ったらやられるだろうなって思っていたので、先に決めておきたかった」。ウィニングパットを決めると大山のお株を奪うガッツポーズを見せた。

9月下旬から左手首痛の影響で戦線離脱し、10月「日本女子オープン」で復帰予定だった。しかし腹痛が2週間続き、10月の初旬に病院に行ったという。病名は伏せたが、「(医者から)『治療しないと治らない』と言われた」。さらに「『高カロリーのものとか脂っぽいものは避けてください』って言われている」と食事制限もかけられた。

「元々はストレスが原因で、薬では抑えられなくて、手術しかないと言われて、いまのところそこまでする必要はないけど、『もし本当に悪くなったときは(手術を)考えてください』と言われた」と説明する。

左手首の状態が良くなり、10月「マスターズGCレディース」で復帰したが、「ラウンド中にお腹痛くならないかなとか、トイレって何ホールに1回あるんだろうって、ゴルフ以外の部分でドキドキすることが多かった」と振り返る。

前週の「TOTOジャパンクラシック」を制したことで、11月18日午後5時(米国東部時間)までに申請をすれば、「中学のころからあこがれていた」という米ツアーメンバーになれるが、結論を保留していた。「その病気とか怪我もあるので、やっぱりその2つを抱えてアメリカに行くのはどうなんだろうと思って…」と米ツアー挑戦を逡巡する理由を打ち明けた。

「いまは普通の食事に戻るように、色々なものを食べ始めている」と回復傾向にはあるようだが、「いまも70%以上でこっち(日本)にいる確率が高い」といい、締め切りまで、家族や関係者らと相談し「最終的に自分の中で決められれば」と話した。(千葉県長南町/柴田雄平)

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