（左から）濱田茉優、平野貞夫長南町長、伊藤園・本庄大介社長、田中豊彦茂原市長、大里桃子

15日（金）に開幕する「伊藤園レディスゴルフトーナメント」を主催する株式会社伊藤園（本社：東京都渋谷区）は台風被害に対する義援金として、大会開催コース（グレートアイランド倶楽部）の地元自治体である長南町と茂原市に対し、それぞれ500万円を寄付。13日（水）には伊藤園と所属契約を結ぶ濱田茉優と大里桃子が千葉県茂原市役所で行われた義援金贈呈式に出席した。

濱田は「大変な被害に遭われた方々が、前の生活に戻れるように使っていただきたいと思います」と話し、大里は「みなさまが被災される前の暮らしを取り戻せるような使い方をしていただければ嬉しいです」と、それぞれ平野貞夫長南町長と田中豊彦茂原市長に目録を手渡した。

＜＜　下に続く　＞＞

大会は1994年以降の25年間、同コースで開催してきた。千葉県は9月5日に発生した台風15号をはじめとする相次ぐ大型台風により甚大な被害を受けた。同社広報は「開催地への感謝と千葉県内で被災された方々へのお見舞いの気持ちを込めて、大会収益金の一部を台風被害に対する義援金として、寄付させていただくこととした」と経緯を説明した。

2日後に開幕する大会に向けて、「大変な思いをされた方々に、少しでも笑顔を取り戻してもらえるように、私も全力で笑顔でプレーしたいと思います。所属プロとして優勝が一番いいと思っているので優勝に向かってがんばりたいと思います」と濱田。大里は「被災された方々に笑顔を取り戻していただけるような感動できるようなプレーをしたいです。ホステスプロとして上位で優勝争い出来たらいいなと思います」と意気込みを語った。（千葉県茂原市／柴田雄平）