プロ入り初ラウンドの古江彩佳 バーディ締めで「気分も変わる」
2019年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント
期間:11/01〜11/03 場所:武蔵丘GC(埼玉)
“ひとり旅プロゴルファー”吉川桃がレギュラーツアーで好発進
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(1日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)
月曜日の予選会を4位で通過した吉川桃が6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。5アンダー3位の好位置で初日を終えた。最終9番(パー5)では、残り100ydとしたフェアウェイからの3打目をPWできっちりピンそば1mにつけ、バーディを奪った。「ショットでグリーンに乗せることが出来たので、危ないパーパットが無かった。チャンスの場面でパットが入ってくれて、スコアが出せた」と笑顔を見せた。
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前週の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は決勝ラウンドに進むことが出来なかった。予選落ちの経験から今季主戦場としたステップアップツアーとは一味違う、レギュラーツアーのレベルの高さを実感した。
全国で行われるツアー期間中は、ホテル暮らしの日々。吉川は移動も食事もひとりでこなす“ひとり旅プロゴルファー”だ。「広島、岡山、大分、沖縄…。ひとりで飛行機とか新幹線に乗りました!」と頼もしい21歳。
2018年から、実家近くの烏山城カントリークラブの所属プロとなった。「帰ったら練習に行くようにしていますが、最近は忙しくて顔を出せていないんです…」と寂しそうに所属コースを懐かしむ。栃木県にある実家へは今週火曜日に43日ぶりとなる帰省を果たした。リラックスできる場所で落ち着きを取り戻し、レギュラーツアーでのリベンジに挑む。
今季ステップアップ初戦の「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」で初優勝を飾った吉川。「最初に優勝できて、試合との向き合い方や練習方法を試しながら楽しくプレーできた」と賞金ランク8位で終えた同ツアーを振り返る。「ファイナルQTで上位にいって、来年の前半戦の(レギュラーツアー)出場権を獲得することが目標!」と意気込んだ。(埼玉県飯能市/大久保彩)