“ノーメーク”の失敗談も イ・ボミ2年ぶりの最終日最終組
2019年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース
期間:10/24〜10/27 場所:マスターズGC(兵庫)
戦闘意欲に闘争心 強気が口をつく稲見萌寧のV戦線
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目(26日)◇マスターズGC(兵庫)◇6510yd(パー72)
第3ラウンドを単独首位で出た稲見萌寧は「70」で回り、通算11アンダーの2位に後退した。首位のテレサ・ルー(台湾)とは、3打差。7月の「センチュリー21レディス」以来となるツアー2勝目へ「逆に追う方が良い。ビッグスコアを狙う」と力を込めた。
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第1打がカート道まで曲がるミスになった後半12番(パー5)で、唯一のボギーを喫した。その直後、表情を変えずにキャディに一言。「バウンスバックする」。強気の20歳は13番で難しいラインの7mを沈め、宣言通りにバーディを奪った。
ラウンド後には「初めて自分で、バウンスバックするって宣言した。いつもは(ボギー後に)バーディを獲れた後に『バウンスバック』って言うことはあったけど。まあ実現したから、良かったです」としながらも、「誰よりも闘争心は負けない自信がある」。17番(パー3)でも3つ目のバーディとし、優勝戦線に踏みとどまった。
初優勝後にはエースドライバーのフェースが割れ、その後はクラブ選びにも時間がかかった。前週「富士通レディース」では、3位で出た最終日にアマチュアの古江彩佳に優勝を許した。1日10時間の練習はざら。「色々なことを考える練習が好き。戦闘意欲はある。誰にも負けたくないし、最終日も絶対に勝ちたい」と言い切った。(兵庫県三木市/林洋平)
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