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アマチュア吉田優利 プロテスト前の最後の一戦へ

◇国内女子◇富士通レディース 事前(17日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72)

アマチュアで19歳の吉田優利(日本ウェルネススポーツ大)が11月5日の最終プロテスト(岡山県/JFE瀬戸内海GC)前、最後の一戦に挑む。

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レギュラーツアーへの出場は、5月「ワールドレディスサロンパスカップ」(4位)以来。同大会で痛み出した左手は、掌側板損傷(しょうそくばんそんしょう)と診断された。

5月の海外メジャー「全米女子オープン」には出場したが、通算8オーバーの108位で予選落ちに終わった。以降は左手をギプスで固定し治療に専念。リハビリを経て、9月から本格的に練習を再開した。同月20日開幕の下部ツアー「山陽新聞レディースカップ」で試合に復帰した。

現在は患部の痛みもなくなり「すごく順調で治療が終わってから、右肩上がりに調子が上がっている」という。飛距離も戻ったが、「全部が取り戻せているわけではないですけど、7割から8割は取り戻せている感じ」と説明する。最終プロテストへ「忘れていたことや、細かいことを取り戻していきたい」と急ピッチで調整する。

「ワールドレディスサロンパスカップ」では、その後の海外メジャー「AIG全英女子オープン」(8月)を制すことになる渋野日向子と最終日最終組で回った。「(当時も)実力の違いはあった。いま考えれば一緒に回れたのは運が良かった」と振り返る。

渋野の全英優勝はテレビで見ていた。「(首位で並んでいた)リゼット・サラスが1mを外してしまったのも、運を持っているなと思った。(最終18番で)自分の位置を分かった上であの距離を決めてくるのは、鳥肌も立ったし、心からすごいなって本当に感動しました」と目を輝かせた。

プロテストまでは約3週間。「この試合が終わったら課題点を振り返って、(プロテスト会場の)JFEに行ったり、計測器を使って練習したり」と充実した時間にしたい。

今週、優勝すれば“プロ宣言”が可能になるためプロテストを回避できるが、「99.9%なくても、0.1%あればいいなという感じ。(今の状態だと優勝は)出来ないに等しいものなので考えないようにして、実力通りのプレーが出来ればいいかな」と持ち前の冷静さは健在だった。(千葉市緑区/柴田雄平)

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