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畑岡奈紗がタイトル奪還 目指すは東京五輪で「金メダル」

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日(6日)◇COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジGC QUEENコース(三重)◇6479yd(パー72)

首位から出た畑岡奈紗が6バーディ、3ボギーの「69」でプレー。後続に4打差をつける通算18アンダーとし、史上最年少でメジャー4勝目を飾った。ディフェンディングチャンピオンとして迎えた前年大会の優勝セレモニーでは、優勝したユ・ソヨン(韓国)にチャンピオンブレザーを着せたが、今大会では逆の立場になり「取り返したというのはあります」と笑顔を見せた。

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「ピンポジションが難しかったので、悪い方に行っちゃうとパーを拾うのは難しいと思っていた」とスコアが伸びない展開を予想していたものの、前半3番(パー3)、4番と連続ボギーを喫し、「ボギー先行をするとは思わなかった」と一時は3位に下がった。

「難しいのはみんな一緒」と気持ちを鼓舞し、5番で残り147ydの2打目をつま先上がりのライから7Iでピン右につけ、バーディを奪ってバウンスバックした。終盤14番(パー5)、15番でリーダーボードを確認し、「岡山(絵里)さんが(スコアを)上げてきていて、15番のパーパットは一番緊張しました」と1.2mを沈めて乗り切った。

今季は海外メジャー全5試合に参戦し、渋野日向子が優勝した8月の「AIG全英女子オープン」を含む3試合で予選落ちを喫した。「日向子ちゃんが勝って、最初は嬉しいのと勇気をもらったけど、同じ試合に出ていたのにあれだけ差がついた」と時間が経つにつれ悔しさが込み上げた。

その中で、9月「日本女子プロ選手権」と今大会を制覇し、1977年の樋口久子以来、42年ぶりとなる、同年に日本タイトル2冠を達成した。史上2人目の偉業に「嬉しいですね。(今後も記録を)塗り替えていきたい」と次なる挑戦に向けて顔を上げた。

来年2020年には4年に一度のオリンピックが東京で行われる。世界ランキングで日本勢トップとなる6位の畑岡は、日本代表候補の一番手にいる。オリンピックに向けて「これで少し近づいたかな。世界に行くとまだまだ。一生に一度のことだと思うので、悔いなく出来ればいいな」と金メダルに向け意気込んだ。(三重県津市/石井操)

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